中山霊園奉賛会概要
この会は中山霊園の墓地使用者が中心となり組織されている任意の会です。
市営霊園の中で墓地使用者の会「奉賛会」があるのは中山霊園だけです。
沿革
中山霊園奉賛会は昭和43年、中山霊園が開設された翌年に祖霊崇拝(お墓参り)思想の向上と会員相互の親睦を目的として発足しました。昭和44年11月に、合同慰霊祀り、塔婆のお焚き上げを行う第1回中山霊園祭を施行。以後毎年開催されています。
現在会員数は約3,500名(令和6年5月現在)で、松本市石匠組合の協賛をいただき、各会員の年会費(年額1,000円)で運営を行っております。
シンボルタワーの歴史
昭和43年、霊園の供用開始と同時に誕生した「中山霊園奉賛会」。
その役割は霊園の整備、祖先崇拝という利用者共通の目的に取り組むことです。そして、当初から切望していたのは、「同じ場所に眠る、ゆかりの会員同士が和と親睦を深める」よりどころとなるシンボルタワーの建設でした。
資金面が課題でしたが、奉賛会は市の「墓所公園整備3ケ年計画」(昭和58~60年度)の一環にシンボルタワー建設を組み入れるよう強く陳情する一方、1500万円を目標に募金運動に取り組みました。
熱意に支えられた運動で、翌59年6月までに1700万円余りに達しました。市は整備計画の締めくくりにタワーの建設を決定。総工費3000万円のうち奉賛会が1000万円を寄付し、残りは市が負担しました。
こうして、昭和60年9月の第17回霊園祭で、シンボルタワー完成式が執り行われました。タワーの建設によって、心安らぐ美しい墓所公園が完成をみたのです。白を基調とした、正四角すいのデザインは見る者の心を穏やかにし、おごそかな気持ちにさせてくれます。
タワー内部には納骨堂と祭壇が設けられています。平成24年度からは合葬式墳墓として「個別埋蔵・共同埋蔵」の供用が始まり、どなたでも利用できます。詳しくは市のホームページなどをご覧ください。近年は、利用していた一般墓所を返還し、ご遺骨を合葬式墳墓に移す人もいるそうです。
時計塔
2019年3月に、中山霊園奉賛会が発足して50周年を記念し、後世に残り、実用的で、霊園のシンボルと成り得るものとして時計塔を設置しました。
時計は半永久的といわれているソーラーシステムの電波時計を採用。設計を松本石匠組合に依頼し、「太陽と緑の聖地」にマッチしたデザインで作成され、計画は松本市の許可も得られました。
会員の26%に当たる1,089名から寄付金をいただき、緑化工事も行い、4月に竣工式を執り行いました。
新時代の霊園の顔となり、中山霊園のシンボルとしてイメージアップに繋がれば良いと願っています。
- 火気の扱いには
十分ご注意をお願いします!
中山霊園では、毎年火災が発生しています。特に芝生休眠中の12月から4月にかけて発生件数が増加します。園内で火気使用禁止放送が流れている場合は、火気の使用をしないようご協力をお願いいたします。
中山霊園管理事務所 0263-58-5922
技術者の集り 松本石匠組合
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